日本で最初のインターネット結婚情報サービスを設立
【A】1998年位から出会いの場を提供するサービスを開始しましたが、現在の内容に近いサービスを提供したのは2000年頃からとなります。

【A】わたしたちがいた日本興業銀行は主にハード面のインフラを日本経済に提供していくことを使命としていた銀行なんですが、日本のハードはもう十分に構築され尽くしてきたので、今度はソフト面のインフラを創っていきたいという思いが芽生え始めてきたんです。
そんな中で当時から社会現象・問題になっていた「非婚化・晩婚化」に一石を投じて、それが解消されれば、少子化も解消されて、さらには年金問題も解決できる一つの手段になるんじゃないかと思ったのです。
日本経済の中ではまだまだニッチなマーケットですが、社会貢献もできるし、大きな目標や夢をもって真面目にやろうと・・・(笑)。
【A】「国民的」で「恥ずかしくないサービス」であり、「これがスタンダード」というサービスをYahoo!の信用力・トラフィックの下で広めたいという一心でグループ入りしました。
実は「Yahoo!縁結び」も我々が作って運営もしていましたし、だいたい3年くらいはYahoo!グループに籍を置かせてもらいました。
【A】Yahoo!グループにいて見えてきたのは「成婚率」についての問題です。
トラフィックも増えて、お客様も増えてきたんですが、成婚率が上がらない。
インターネット結婚情報サービスは、まずは気軽に、自分の好きな時間に利用できるというメリットもありますが、成婚率は相対的に低いという現実がありました。
何故かということをとことん考えたのですが、その理由として「人が介在しないから」ということが見えてきました。
自分でネット・システム上でラブレターをかいて、OKをもらってメールをやりとりして会いましょう。
会ったら今度は「お互いにどうしましょうか」というのをまたメールで繰り返して・・・、とすごく時間が掛かり、そのうちに気持ちも萎えてしまう。
なので、成婚率も上がらない。
【A】街中の結婚相談所では、カウンセラーさんが結婚相手探しに介在します。
きちっとアドバイスもするし、第三者の視点で、お客様にとって耳のいたいことなどもきちっと言うべきことは言います。
そんなサポートがあって、お客様をチアアップしたり、また、お客様のお相手探しのペースメイキングを行うことで、成婚率がグッと上がるということが分かりました。
【A】そうですね。
我々のトラフィック力で集まったお客様に、そういうサポートを含めたサービスを提供できれば「成婚の数」が上がるのではないか・・・と。
当時、親会社のYahoo!さんに「これやりましょう!」と3回くらい提案(直談判)したのですが、Yahoo!はネット専業の会社だから現実的に適わなかったんですね(苦笑)。
それが、ビジネスモデルですから仕方ありません。
だったら独立してやらせてくださいということで、Yahoo!の冠がついたサービスだけはYahoo!さんに運営をお願いして、そのほか運営していたサービスを持たせてもらって独立を許していただきました。
Yahoo!縁結びについてはシステム開発もオペレーションもうちで行っていたもので、今も良いサービスとして運営継続されていますので、感慨深いですよ。
いまはライバルサイトではありますが。。。
【A】「独立当初はYahoo!のトラフィックががくなることのこわさも感じていましたが、独自のPRやサービスの改善を通じて、いろいろと苦労を積み重ねながらですが会員数は順調に伸ばすことができました。
この業界で真面目にやっていることを分かってもらった結果だと思います。
実際に利用されたお客様から口コミで伝わったりして会員が堅実に増えてきた面も大きいと思います。
【記事紹介】
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